フランス語を独学で勉強する3つの方法

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日本人に人気のある外国語というと、英語のほかにフランス語が挙げられます。

フランス語を母語としている国は多いですし、何かと魅力の尽きない外国語の一つです。

しかしながら、実際にフランス語の勉強を開始してみると、思いのほか苦戦を強いられます。

これからフランス語の勉強をしてみたいと思っている人からすると、単語や文法を一から学び直す必要があります。

英単語でさえ、膨大な単語数を暗記してきたはずです。

それが、また繰り返されるわけですから、大変だと思ってしまうのは致し方のないことでしょう。

とはいえ、効率的なフランス語の勉強法はあります。

英語の知識をフル活用する

まず、フランス語と英語は近縁関係にある言語です。

これを活用するのが、第一点です。

フランス語の単語を覚えていると、英語単語と似たスペリングの単語をみかけると思います。

そこで、英単語と関連付けて暗記をするのが、よい方法です。

フランス語単体で勉強を進めるのではなく、英語の知識を絡めて勉強します。

いわゆる、連想による暗記効率のアップです。

「英語ではこうだったが、フランス語では、スペルの一部をこうするのだな」

「少し意味は違うものの、似た単語が英語にもあるな」

こういう風に、英語の知識を利用して、フランス語単語を覚えていきます。

すると、いままでと比べて、格段に覚えやすいことが分かるでしょう。

もちろん、これは単語だけではなくて、文法でも有効です。

英語ではこうだったが、フランス語はこうなのか。

つまり、英語との違いを意識することで、効率的に学習を進めていけます。

フランス語検定試験の問題集を使う

フランス語の教材や参考書を買って、勉強をしても構いません。

しかし、フランス語にも検定試験があります。

その試験対策として、問題集や参考書が市販されています。

これらを活用するのも、おすすめのフランス語の勉強方法です。

なぜなら、単語、文法、読解や聞き取りが、セットになっているからです。

さらに、それらの情報が体系的に、よくまとめられています。

単語や文法を理解できれば、読めたり、話せたりするわけではありません。

どれも同時並行的に学ぶ必要があります。

すると、フランス語検定試験の問題集や参考書ほど、効率的に勉強ができるものはないと分かります。

その上、モチベーションアップにつながるのも、利点です。

まずは、5級や4級の問題集にチャレンジするとよいでしょう。

そして、一通り学習を終えたら、実際に試験を受けてみるのもおすすめです。

確実にフランス語の力が身についていることを実感できますし、モチベーションを維持しやすいです。

土台から段階的に難易度を上げていく

フランス語を早く話せるようになるたいとは、誰しも考えるでしょう。

しかし、途中を端折ってしまっては、非効率です。

日常会話など、ベーシックで使用頻度の高い知識は、初歩的な学習項目にこそふんだんにあります。

最初は、地味な勉強が続くフランス語学習です。

とはいっても、そうした土台になる知識が、長期的には応用力にもつながっていきます。

英会話でも、英検3級レベルでも十分ネイティブと会話ができると聞きます。

これは、フランス語検定試験でも同様です。

まずは、易しい問題などから着手して、積み上げていくのが、結局は効率がよくなります。