フランス語で「栗」

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フランス語で「栗」って何て言うの?

「フランス語で’栗’なんて、マロンって言うにきまってるじゃん」なんて思っている方、厳密には、そうでもあり、そうでないともいえます。

というのも、マロン(marron)というのは、マロニエの実のこと(ちなみに、これは食べることができません)を指すので、私達が口にする栗のこと指しているのではないのです。

では、 食用の栗のことをフランス語では何と言うかというと、「châtaigne(シャテニエ)」と言います。

ですので、例えば、パンの味を聞かれて栗の味であれば、マロンではなく「シャテニエが入ってるよ」なんて言い方をすると良いでしょう。

フランス語で「栗」、これはどう発音すればいいの?

では、このフランス語の「栗」である、「châtaigne」を、どう発音すればよいのでしょうか。

カタカナ表記では、シャテニエとなりますが、これをあえてフランス語風のカタカナ表記にするのであれば、「シャテーニ」です。

そして、ポイントとしては、最初の「シャ」の音にアクセントを置き、語尾は下げるのが、この単語の発音の特徴となります。

発音の時には、最後に「gne」の音は、「ニ」と「ヌ」の中間の音を出すことによって、より本格的な発音に近づきますので、頭に入れておきましょう。

知っておくと便利な「châtaigne」の定義

そもそも、「châtaigne」が、食用栗を指すものですから、例えば、日本で栗ご飯の素が売っていますが(もちろん、フランスの普通のスーパーでは売っていません)、それに含まれている原材料を指す場合には、必ず「châtaigne」が使われます。

そして、栗は川にとげがついていますが、その中に実が入っていて、それを栗と指しますよね。

この実自体が大きいものであれば「marron」、小さいものであれば「châtaigne」となりますが、一般的には、「châtaigne」をよく用います。