フランス語で「健康」とはどういう単語なの?
フランス語で「健康」という単語は、「santé(カタカナ表記だとサンテ)」という言葉があります。
ちなみに、これを人に対して使う場合、例えば、健康的な人のことを指す場合には、「en bonne santé(カタカナ表記だとボンサンテ)」となります。
フランス語の「健康」を発音するにはどうしたらいい?
読み方自体は簡単に見える「santé」という単語ですが、やはりここはフランス語、日本人にはちょっと難しい発音となります。
まず、最初の「san」の部分は、「サン」という言葉を発しつつも、口は「オ」の口にしながら「ア」の音にします。
ですので、「サ」の音も、「ザ」と「ゾ」の中間、ちょうど、英語で言う「the」の発音のような感じになります。
そして、スペルを見てもらうとわかる通り、アクセントが語尾についていますから、やや口角を上げて発音することを意識しましょう。
「té」の音は、「ティエ」と発音する感じで、「ティ」と「テェ」を一緒に出すことをイメージしながら発音しましょう。
あえてカタカナ表記するのであれば、「ゾンティエ」という発音に近くなります。
「Santé」には他にも意味がある?!
実は、この「santé」という単語は、「健康」という意味でもありますが、フランス人はよく使う言葉でもあります。
しかし、それは、「健康」という言葉として使うのではなく、「乾杯!」という時に使う単語なのです。
実は、お隣の国のスペイン語もそうですが、乾杯は、「salud(サルー)」、これは「健康」を意味します。
そもそも「健康をお祈りします」ということから来た言葉なのです。
何かを祝う時には、皆さん乾杯をしますよね。
「みんなに健康を、みんなで楽しもうよ」ということで、「santé」という言葉が乾杯の音頭を摂る時に言葉として使われています。