フランス語で「ありがとう」

rose

メルシーの発音のポイント

フランス語の難関の1つがその発音ですが、よく使う「ありがとう」という言葉は、「Merci」と書いてメルシーと読みます。

カタカナ表記にすれば「メッシー」というような発音となりますが、ルの音は舌をちょっと巻いて発音させます。

そして、語尾はちょっとあげるような感じにするのがポイントです。

なぜメルシーという言葉になったのか

日本語の「ありがとう」にももちろん意味がありますが、フランス語にもあります。

メルシーの意味は、英語がわかる方はピンと来るかもしれません。

英語で「mercy」という言葉がありますが、この意味は恵みなどの意味があり、まさにメルシーはそれと同じ語源となっています。

つまり、「お恵みくださってありがとう」というような意味があるのです。

お礼の言葉も人によって使い分ける

日本語にもお礼をする時には色々な表現がありますが、フランス語もMerciだけではなく、それ以外にも表現があります。

そのため、覚えておくと、シチュエーションや人によって使い分けることができるので便利です。

基本はmerci、色々な所で使える便利な「ありがとう」です。

ですが、丁寧な表現をするのであれば、「Merci beaucoup」(メルシーボクー)で、「どうもありがとうございます」という感じにになります。

そして、ありがとうという言葉ではなく、「あなたに感謝します」という表現もあります。

それが、「Je vous remercie」(ジュ・ヴ・ルメルシー」となりますが、「vous」は日本語でいう所の「あなた」でなので、友達や年下の人などに対しては、この部分をte(トゥ)にすると、もう少しラフな表現になります。

ちなみに、「あなたに〇〇のことを感謝します」という場合には、「Je vous remercie pour 〇〇」とすれば、何に対してのことを感謝しているのか相手に伝わりやすくなります。