月日の話題はフランス語においても絶対に欠かせないものです。
「過ぎ去った月日は…」のような哲学的な話ができれば、相手を感心させることができるでしょう。
では、フランス語で「月日」という単語はどう言えばいいのでしょうか。
日本語から直訳してはいけない
一般に日本語で「月日」と言っても、そのニュアンスはさまざまです。
時間そのものを月日と表現することもあれば、本当に何月何日という意味の場合もあります。
日本語で「月日」と言うからと、フランス語で「月と、日が…」と言っても伝わりません。
ですから、伝えたい本来の意味を考えた上でフランス語に変換すべきなのです。
「時間」を指す言葉は「le temps」
「月日が過ぎるのはあっと言う間だ」などに使う「月日」は、le tempsで表すと良いでしょう。
tempsは漠然とした「時間」そのものを意味し、le は冠詞です。
発音はレテンプスと言ってしまいそうですが、実際は「ルトン」という感じで言います。
フランス語はこのように冒頭以外の子音を発音しない場合が多いので気をつけましょう。
鼻に抜けるように発音するのがネイティブに近づくポイントです。
「日々」を表す「les journées」
フランス語の本を読んでいると、しばしば「les journées」という表現を目にします。
これも「月日」と似たような意味で、「日々」や長い年月を指します。
journéeとは女性名詞で1日という意味ですが、単独の日でなく1日間という期間を表すのです。
これが複数形のles journéesとなって、ちょっとした期間から長い年月まで表現できるようになります。
似たような意味で「日」を指す男性名詞のjourは、日付など特定の1日を指す時に使います。
「この日はこんな予定が…」などの場合はjour、連続した時間を表現する場合にはjournéeを使えば良いのです。
シンプルに何月何日と言いたいとき
フランス語で日付はdateですが、「ダ」のように発音します。
1月、2月などの「月」のことはmoisと言います。
曜日はjourと言いますが、さきほど述べたように漠然とした「日」の意味もあります。
月の名称は英語と似ている点も多いので、ぜひ覚えてみてください。
たとえば、4月ならavril(アヴリル)です。
英語のAprilに良く似ていますね。
このように他の言語との共通点を見つけていくと、ラクに覚えることができます。