フランス語で「バラ」は何ていうの?
フランス語で「バラ」は、「Rose(ローズ) 」いうので、英語と同じで覚えやすい単語ですよね。
しかし、「バラ」という単語を調べると、もう1つ出てきます。
それは、「Rosier(ロジエ)」という単語です.
正確に言うならば、「Rose」はバラそのもの(花)のことを指しますが、「Rosier」は、苗木など、バラの花がなる前の状態などのことを指します。
ただし、そこまで厳格な決まりはないので、どちらを使っても間違いではありません。
「バラ」の発音はどうすればいいの?ポイントは?
英語と同じスペルの「Rose」ですが、発音は英語とは多少異なります。
カタカナ表記にするとローズなのですが、音にすると、rは軽く舌を巻く(巻きすぎては違う音になるので要注意)のです。
舌先を上あごに軽くタッチさせるような感じで大丈夫ですよ。
音的には、口をすぼめて「ホ」と、「ロ」の中間になるような音で始まり、「ローズ」と発音すると、フランス人っぽいリアルな発音になります。
「バラ」という言葉は慣用句にも使える、そして「Rose」の他の意味は?
「バラ」という言葉は、慣用句にも用いられます。
例えば、「Un roman à l’eau de rose(アホマン・ア・ルドゥホース)」とは、直訳すればバラ水の小説となりますが、これをフランス人っぽく訳すと、甘い小説を意味します。
そもそも、「バラ」の花言葉というのが、フランスでも、愛情を示すものとなっています。
ですので、バラがあふれている水の本が愛情にあふれている、つまり、ラブラブな恋愛小説を意味するのです。
また、「Rose」という言葉は、バラという意味もありますが、それ以外に色のピンクを意味します。
よくシャンパンなどにも淡いピンクカラーのものは「Rose」と書かれているのはそのためなのです。