フランス料理って、素材の良さを存分に生かした、とても繊細な味わいがありますよね。
お出かけの際には、いつもフランス料理のレストランを選んでいる、という方も多いのではないでしょうか。
もしお店にフランス出身のシェフの方がいらっしゃったら、是非「おいしいです!」と感想を言いたいですよね。
では、フランス語で「おいしい」を表現するには何と言えば良いのでしょう。
「おいしい」は一言で言える…C’est bon!
フランス語の「おいしい」という表現の中で、日本でフランス語を勉強中の方でも一番気軽に言えるのが「C’est bon.」です。
発音はカタカナで書くと「セボン」に近いのですが、「ボン」のところは口を少しすぼめるようにしましょう。
また、当然のことですが、表情豊かに言ったほうが、より気持ちが伝わりますよ。
C’est bon.はいつでも使える便利なフレーズ
「これはおいしい」の意味で使える「C’est bon.」。
実はこの表現、英語で直訳すると「It is good.」になります。
つまり、意味としては味のことを特定して言っているのではなく、「良いですね!」と褒めているというわけです。
日本語でも、さまざまな場面で使える便利な表現があるように、フランス語でもこの表現が非常に多くの状況で役に立ちます。
その数々の場面のほんの一部をご紹介しましょう。
これは万能…「いいね!」「大丈夫です」にも
C’est bon.の使い方についてですが、まずは純粋に「いいね!」というときに使ってみましょう。
人の持ち物を褒めたいとき、もらったものが好きなジャンルのものだったとき。
また、何かちょっとしたトラブルがあって、相手の方がお詫びを申し出てくれたとします。
でもこちらは特に困っていないし…というときに「C’est bon. C’est bon.」と言うことで「いや、大丈夫ですよ」という意味になります。
こんなに万能な表現なのですから、ぜひ覚えておくべきです。