フランス語でかわいい!という意味の言葉でよく耳にするのが、mignon(ミニョン)です。
ショッピング中に雑貨屋さんでかわいいものを見つけた時など、指差しながら「C’est mignon!」(セ ミニョン!=これかわいい!)などと使います。
commeを文頭につければ、感嘆文になり、Comme c’est mignon!(コムセミニョン!=なんてかわいいの!)とさらに表現力がアップします。
かわいいの男性形・女性系
気をつけるのは、主語がce以外になる時です。フランス語は、主語の単数・複数・性に応じて、形容詞が変化します。
単数・男性形mignon(ミニョン)
単数・女性形mignonne (ミニョンヌ)
複数・男性形mignons(ミニョン)
複数・女性形mignonnes(ミニョンヌ)
※複数形の最後のsは発音しません。
例えば、女の子1人をかわいいという場合は、Elle est mignonne!(エレミニョンヌ=彼女はかわいい)です。
それが複数になると、Elles sont mignonne!(エルソンミニョンヌ=彼女たちはかわいい)となります。
mignon以外で、かわいいと表現する言葉に、joliもあります。
可愛らしいというよりは、どちらかというときれいとか素敵といった意味合いがあります。
joli,jolie,jolis,joliesと活用が変化します。
きれいという意味あいのかわいいでは、beau(beau,belle,beaux,belles)もあります。
ディズニー映画のフランス語タイトルをみると、『眠れる森の美女』はBelle dormant(ベルドルモン)、『美女と野獣』はLa Belle et la Bête(ラベルエラベット)となっています。
他にも、赤ちゃんやこども、恋人に愛情を込めた可愛いらしさを表現する言葉として、petitやchériを使うこともあります。
mon petit(モンプティ)、ma petitte(マプティット)、mon chéri(モンシェリ)、ma chéri(マシェリ)などは、どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか?