フランスは芸術や料理など素晴らしい文化を持った国です。
また街並みも大変美しく、一度は訪れてみたい国の一つなのではないでしょうか。
フランスの国や文化に興味を持ち、フランス語を習いたいと思われる方も沢山います。
しかしフランス語も学んでもすぐに上達する人と残念ながらなかなか上達しない人がいます。
これはどうしてなのでしょうか。
両者の違いを知って、フランス語学習に役立てて行きましょう。
フランス語の発音はリスニングを大切に
フランス語の発音はローマ字の表記とは大きくかけ離れている場合があります。
その上、書いてあっても読んだり読まなかったりする文字まであるのです。
この為、書かれた文字を読む事ばかりにこだわっている人はフランス語の発音を覚えるのが遅くなってしまいます。
すなわちフランス語の上達が遅くなってしまうのです。
一方、早くフランス語が上達する人は文字を読む事よりも耳からフランス語の発音を覚えて行きます。
その上で読み方の規則などを知るのです。
フランス語を早く上手になりたい場合には、リスニングも多く取り入れてローマ字表記や文字を読む事ばかりにこだわらない様にしましょう。
文法ばかり勉強せずに会話を学ぼう
フランス語は日本語とは大きく異なった文の仕組みをしています。
この為ついつい文法ばかりを勉強してしまうのですが、文法ばかりを学んでいてもフランス語は上達しません。
一生懸命フランス語を学んでいるのになかなか上達出来ない人には文法事項を理解する事だけに精一杯の人が多くいます。
私達日本人がフランス語の文法を細部まで覚えて最初から完璧に話すのは、ほとんど不可能に近いのです。
フランス語の上達の為には、フランス人がどんな言葉を使って日常会話をしているのかを学びましょう。
その会話の中でどんな文法を使っているのかを少しずつ学んでいくのが上達の秘訣です。
またフランス語会話でよく使われる単語を先に覚えておくのも良いでしょう。
フランス語を学ぶ目的を明確に
フランス語が上達しない人は、あまり目標を持たずに漫然と学んでいる場合が多いです。
毎週フランス語教室があるので何となく通っているとか、テレビのフランス語会話の講座を何となく見ているなどです。
一方、上達が早い人には明確な目標があります。
例えば半年後に行くフランス旅行でフランス語を話したいとか、仕事でフランス語を使いたいなどです。
きちんとした目標を持っていないと外国語はなかなか上達しないもの。
今はまだ目標が決まっていない人も、何らかの目標や目的を持ってフランス語を学ぶ様にすれば上達が大きく早まる事があります。
明確な目的や、いつまでにどれくらい話せる様にするなどの期限を決めてフランス語を学習しましょう。
まとめ
フランス語学習において、上達する人としない人には学習方法やモチベーションなどのちょっとした違いがあります。
しかし、ご紹介したポイントを押さえればフランス語は上達します。
フランス語がわかれば、フランスの人や文化をより深く理解する事が出来るでしょう。
フランス人とフランス語で会話できる事を目標に、楽しみながらフランス語を学習しましょう。