フランス語で「桜」

フランス語を勉強していると、自然とフランスの文化にも詳しくなっていきます。

食べ物、気候、生活習慣…現地の常識を知ると驚きもありますよね。

しかし、フランスの方に日本について知ってもらいたい、という機会も出てくるはずです。

そんなときに必要になってくるのが、フランス語で「桜」を何と言うのか、という情報です。

桜の木は「cerisier」

フランス語で種類としての桜、また桜の木を指す場合は「cerisier」と言います。

綴りを見ても、英語のcherryに系統が似ていることが分かりますね。

発音は「スリズィーエ」といったところですが、口をすぼめたり喉を使ったりする必要があるので、実際の音声で確認するのがマストです。

ところで、海外ではたくさんの日本語がそのまま使われていることをご存知でしょうか。

kimono(着物)やsushi(寿司)などがその例ですよね。

日本語のsakuraを知っているフランスの方も多いので、シンプルにsakuraと伝えたほうが早い場合もあります。

知らない方には、日本語の発音と一緒に「cerisier」と解説してあげるのが良いでしょう。

日本の文化を伝えることの重要性

海外留学をした方や、外国人の方に日本でお会いした方がよく困ることがあります。

それが、「日本の文化について尋ねられた」場合なのです。

自分の国の歴史や文化的な由来について答えられないと、海外の方からガッカリされてしまうこともあります。

桜の花は、日本人にとって関わりが古く、また海外の方も日本のイメージとして強く記憶していることが多いです。

つまり、桜について説明できると、日本について説明できフランスの方にも喜んでいただけるのです。

「桜の花」は何と言うの?

フランス語で桜の花を指すときは、「fleurs de cerisier」といいます。

英語の「flower of cherry」を思い浮かべると、語順なども連想しやすいかと思います。

お花見は日本特有というイメージですが、実はフランスにも花見文化があります。

日本好きな海外の方のためにも、桜に関する表現は覚えておきましょう。