フランス語で「その通り」

フランス語で「その通り」は何と言う?

会話をしていて、「その通り」という相槌は日本語でもよく使うフレーズです。

「まさに」とか「まったくだ」「それだよ」など、日本語でもいくつも言い方はあります。

フランス語でも同様に何通りも表現がありますので、ご紹介したいと思います。

まず、フランス語では”Exactement.”という表現があります。

発音は(エグザクトゥマン)です。

フランス語では単語の先頭にないe、そして最後のtは発音しませんので、このような発音になります。

「正確に」、とか、「厳密に」という意味を持つ副詞です。

まさに、「まったく」、「ちょうど」などの意味もあります。

英語では”exactly”(イグザクトリー)という単語です。

また”C’est vrai.” (セ ヴレ)とも言うことができます。

”C’est ”は、”Ce est”の略で、”Ce ” は、これ、それ、あれなどの指示代名詞です。

“est” は「~である」、「~になる」、などの意味を持つ”être”の三人称単数の形。

英語では”This is” となります。

つまり「これは~です」という意味ですね。

“vrai”は「本当」という意味の形容詞です。

全体で「それは本当です」つまり、「その通り」と言うことができます。

「まったくだ」という相槌にもなる表現です。

英語では”That’s right.”(ザッツ ライト)という表現になります。

「その通り」というフランス語の表現ではもう一つ、”Correct.”(コレクト)というものもあります。

「正しい」、「誤りのない」という意味の形容詞で、”Exactement.”と同様に一語で「その通り」と言うことができます。

rの音は、喉の奥にひっかけるようにして、ハ行に近い発音になりますね。

「違います」は何と言う?

では、逆に、「それは違います」と言いたいときはどうでしょう。

フランス語では”C’est faux.”と言います。

発音は(セ フォ)です。

もしくは”Ce n’est pas vrai.” と言うこともできます。

発音は(ス ネ パ ヴレ)となります。

「それは本当ではありません」という訳になります。

”faux” は「間違った」、「誤った」といった意味を持つ形容詞。

このように日本語で「その通り」という表現、フランス語でもいくつもの言い方がありました。

バリエーションを覚えて、会話でもぜひ使ってみてくださいね。